アイスランドの火山噴火により現在ヨーロッパの航空網がまひしており、中国GPを終えたF1チーム関係者たちが足止めをくい、貨物がファクトリーに戻せない状況になっている。

 次戦スペインGPまでは幸い3週間のインターバルがあるが、ヨーロッパラウンドのスタートに向け、各チームは大きなアップデートを行う予定となっている。
 F1の商業権所有者であるバーニー・エクレストンは、今季の残りのレースはすべて上海インターナショナルサーキットで開催しようとジョークを飛ばしているが、ロータスのチームプリンシパルでエアアジアの代表、トニー・フェルナンデスは、中国からクアラルンプールに飛び、そこからイギリスのスタンステッド空港に向かうルートが可能だと提案している。
「多くのチームがエアアジアに乗り、その後エアアジアのスペシャルチャーター機で戻る。ザウバー、フェラーリ、トロロッソ、ルノー、メルセデスはね」とフェルナンデスは自らのTwitterで述べている。

 ロータスのスポークスマンは、次戦までのインターバルは通常より1週間長いため、スペインGPへの準備は問題なくできるだろうと語っている。ジェンソン・バトンやニコ・ロズベルグなど大勢のドライバーが短い休暇をとってアジアにとどまると言われている。

 一方、フォーミュラワン・マネージメントの輸送サービス担当者は、状況を見るしかないと語っている。
「こういう事態が起こるのが避けられないのだとしたら、3週間のインターバルを前にした今のタイミングを選ぶだろうね」とアラン・ウーラードがロイターにコメントしている。彼は700トンもの貨物の輸送の手配を担当している。
「1週間以内に空港は機能し始め、我々は飛行機に乗ることができるだろう。それ以上時間がかかったら、次のレースのバルセロナに直行することを考える。皆がなぜこれほど大騒ぎしているのか分からない。とりあえず我々にできることは何もないのだ」

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